■ ID | 524 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 奥秩父亜高山帯のシラビソ立枯れ実態とその要因 |
■ 著者 | 小川和雄
埼玉県環境科学国際センター 三輪誠 埼玉県環境科学国際センター 嶋田知英 埼玉県環境科学国際センター 松本利恵 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 環境省、全国環境研協議会 |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第32回環境保全・公害防止研究発表会、平成17年11月11日 |
■ 抄録・要旨 | 埼玉県西部に位置し、貴重な原生的自然環境を保っている奥秩父亜高山帯のシラビソ立枯れについて、その実態と、環境諸条件について調査した。
シラビソ立枯れは尾根直下の風隙部、風衝地に断続的に分布した。立枯れの内部構造が典型的な縞枯れ構造を呈することから、天然更新現象であることが確認された。3年間毎月採取した降水も極めて清浄であった。土壌も亜高山帯特有のポドゾル土壌で、立枯れの有無による酸性度の差異はなかった。
空中写真によると、過去40年間に立枯れ域は尾根に近づきつつ、縮小傾向にあることが示されており、今後の変化が懸念される。 |
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